クワドヘリックスを装着された方へ

クワドヘリックスは上顎の歯列を広げるための装置です。

クワドヘリックスを装着した歯とその周辺の歯に痛みが生じることがあります。
また、口内炎や喋りにくさなどを感じることがあります。
痛みや違和感は個人差がありますが2~3日で消失します。

クワドヘリックス(Quad Helix)のQuadとは4という意味、Helixとは円という意味です。

円状のループが4つ付いた装置なのでこのネーミングになったのだと思われます。

クワドヘリックスは歯列を横方向に広げるための装置です。

歯列が予定通り広がってくるとこのループ(写真部分)が粘膜に食い込んでくる場合があります。その場合は一旦外して専用の道具で調整しなければなりません。もし食い込んでお痛みを感じるようなら早めに担当医に連絡しましょう。

装置周辺は食べ物がつまりやすい形状をしています。よくブラッシングしてください。
粘着質の食べ物は装置が外れやすくなることがあります。
装置に慣れるまでは控えたほうがよいでしょう。

 

クワドヘリックス(印刷用PDF)